フィウミチーノはローマ中心部から南西へ約30km離れており、その距離を移動するには電車、タクシー、長距離バス、配車サービス/送迎手配、レンタカーという5つの実用的な方法がある。どれを選ぶべきかは予算、荷物の量、到着時刻、そしてどれだけ正確な場所に到着したいかによって決まる。
電車で
レオナルド・エクスプレスは、ローマ・テルミニ駅まで無停車で約32分、料金は14ユーロ、05:00頃から23:30頃まで15分おきに運行している。より安価なFL1近郊線は時間がかかる(ティブルティーナまで約48分)が、トラステヴェレやオスティエンセにも停車するため、ホテルがそちらに近ければ乗り換えを1回省ける。
タクシーで
正規の白タクシーは、アウレリアヌス城壁内であればどこへでも固定料金55.00ユーロで、乗客4人までと荷物をカバーし、往復どちらの方向でも同料金となる。到着出口の表示があるタクシー乗り場を利用し、ターミナル内で声をかけてくる非正規のドライバーは避けること。
長距離バスで
テラヴィジョン、SITバスシャトル、コトラールはいずれもテルミニ駅またはティブルティーナ駅へ約20〜30分おきに頻発しており、所要時間は45〜55分。料金は通常5〜7ユーロ程度で、電車より安いが時間がかかり、交通状況の影響も受けやすい。
配車サービスと送迎手配
ローマでのウーバーは、通常のUberXではなく、認可を受けたNCC(専用ハイヤー)のドライバーによって運行されているため、予約した乗車は路上で拾うタクシーというより、あらかじめ手配された車に近い形になる。アプリで予約し、指定の乗車地点でドライバーと落ち合い、メーター料金または事前合意料金を支払う。ウェルカム・ピックアップスやブラックレーンといった送迎手配会社はさらに一歩進んでおり、事前に固定料金を予約すれば、ドライバーが名前を書いたボードを持って到着ロビーで出迎えてくれるため、タクシー乗り場での待ち時間や料金の不確実性が一切なくなる。
深夜に到着する場合
レオナルド・エクスプレスは23:30頃に運行を終了し、長距離バスの本数も夜間は減るため、深夜到着の場合は24時間営業のタクシー乗り場か、実際の到着時刻に合わせて確定させた事前予約の送迎に選択肢が絞られる。フライトが遅延して最終電車に間に合わなかった場合、後続の便が現れることを期待して待つのではなく、まっすぐタクシー乗り場へ向かうこと。
どれを選ぶべきか
スピードを重視し、それに見合う予算があるならレオナルド・エクスプレスが最も分かりやすい選択だ。ホテルがトラステヴェレやオスティエンセの近くにあるなら、FL1で乗り換えを省けるかもしれない。グループ旅行や荷物が多い場合、55ユーロの固定タクシー料金は乗客数に関わらず一定なので、見た目より一人当たりの負担が安く済むことが多い。数ユーロの節約よりも料金の確実性を重視するなら、事前予約の送迎手配なら不確定要素を完全に排除できる。
