フィウミチーノは現在2つの旅客ターミナルを運用しており、航空会社のアライアンスではなく路線タイプによって振り分けられている。2つのターミナルはエアサイドでつながっていないため、自分がどの搭乗エリアにいるかを把握しておくことが、他の多くの空港以上に重要になる。

ターミナル1 — 搭乗エリアA

国内線とシェンゲン圏内の便を扱い、ITAエアウェイズのハブとなっており、同社はチェックインと保安検査をすべてここに集約している。ゲートは搭乗エリアA(A1〜A10、A21〜A29、A31〜A52、A61〜A83)にまとめられている。2023年には、25,000平方メートル、ボーディングブリッジ付きゲート12カ所、セルフボーディングゲート44カ所を備えた改装済みのピアがここにオープンした。

ターミナル3 — 搭乗エリアE

シェンゲン圏外および大陸間の便を扱う。かつて独立していたターミナル5を統合した、空港最大のターミナルであり、ゲートは搭乗エリアE(E1〜E8、E11〜E24、E31〜E44、E51〜E61)にまとめられている。

サテライトピアとスカイブリッジ

ターミナル3の離れたサテライトピア(ゲートE31〜E44、2016年開業)へは、自動旅客搬送システムであるスカイブリッジを利用してアクセスする。出発時の一方向のみの運行で、サテライト側にはラウンジがないため、スカイブリッジに乗る前にラウンジ利用の計画を立てておくこと。

チェックインからゲートまでの動線

両ターミナルとも、ランドサイドのチェックインから保安検査を経てゲートに至る分かりやすい一方向の動線になっており、ターミナル3の長いピアには動く歩道が設置されている。案内標識はすべてイタリア語と英語で表記され、ゲート番号と搭乗エリアのアルファベットは保安検査場のかなり手前から掲示されているため、行列に並ぶ前に正しい方向へ向かっているか確認できる。

各搭乗エリアの施設

搭乗エリアA(ターミナル1)には、イータリーを含む空港内の飲食店の大半が集中しているほか、専用の免税店やラウンジもある。搭乗エリアE(ターミナル3)には、より大規模なタックスフリー・モールと、空港内の大陸間路線向けラウンジの大半がある。長距離便の出発を扱うため、乗客が搭乗前にエアサイドで過ごす時間が長くなりがちな事情を反映している。

ターミナル2はどうなったのか?

ターミナル2は、ターミナル1の拡張のため2017年12月15日に完全に閉鎖された。現在使用中のターミナル2は存在しない。古い情報源や地図でターミナル2の記載を見かけたら、それは古い情報だ。